
たとえパンデミックのような災いであっても、何かがおきればそれがきっかけで新しく生み出されるものが必ずある。関雅樹と伊賀武氏のアコースティックユニット「TZ’s」もそうやって生まれた音楽ユニットだが、今回あらたにシンガーソングライター、間瀬しずかをボーカルに迎えた3rdシングルをリリースすることになった。曲はビッグネームにも詞を提供している作詞家、比留間徹と伊賀武氏のコラボレーションである。
ゆったりしたテンポの美しいメロディに乗せて、夢の中から囁きかけてくるような間瀬しずかの歌声。一言一言の言葉が耳に残る。
TZ’s代名詞のブルージーなギターにフェンダー・ローズ・ピアノと弦楽器が綴れ織るように絡み合うサウンドと相まって、どこか懐かしい「ポップス」を感じさせる楽曲になっている。
カーペンターズ、オリビア・ニュートン=ジョン、キャプテン&テニール、ビージーズ、ウイングスetcがヒットチャートを賑わせていた70年代黄金期に紛れ込んでいそうな雰囲気を持つ快作だ。
心の痛みすらやがて甘美な思い出に変えることができる、というメッセージが深く静かに伝わってくる。
- 思い出をお持ちなさい
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TZ’s
所沢という共通点だけで出逢った、全くタイプの違うギタリストふたり。
だけど、一緒に演ってみたら何だか合う!?…というわけで、ユニット結成。2023年に始動。
不思議で素敵な、大人のアコースティックデュオ。
伊賀武氏Gt.Vo. 関 雅樹Gt.