楽しかった思い出が、新鮮だった景色の記憶が、濃ければ濃いほど、2度と会えなくなってしまった後の苦しみは続きます。消せるならいっそ消した方が楽だと思えるような記憶が、だけれど消したくないと思ってしまう心が、そんな相反する気持ちを歌にしました。
時間が経てば記憶は薄れていく。そんなことはわかっているけど、この苦しみを感じている今はまだ、あの日の続きのような気がしています。
この曲は、忘れられない別れを経験したすべての人に届けたい、私の正直な気持ちを込めた楽曲です。
- 東京離島
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うつりか
「うつりか」とは、ある物に伝わって残っている、他のものの香りのことを指します。 大学の頃に活動していた前身バンド時代から、メンバーは変われど、その曲にある香りは確実にこのバンドに移り残り続けています。今日そんな曲を聴いてくれている皆様にも、わたしたちの曲の香りを少しでも感じてもらい、辛い時やどうしようも無くなった時、ふと香りを思い出すように、私たちの曲の香りが皆様に移ることを願っています。















