
生活空間や自然から生まれた言葉をアコースティックでフォーキーな音でつむいだ、わららべ尚道の2作目となるアルバムは、宮沢賢治の「注文の多い料理店」にインスパイアされるなど、わららべらしいユーモアを散りばめた豊かな世界観が広がる。「チャーミングワークス」は福祉作業所の人々へのファンタジックな応援歌、「同行二人」は宗派を超えたスピリチュアルソングとなっている。「夜のアボカド」は、アコーディオンの優美な調べと伸びやかなボーカルに、都会人の孤独を魔術的リアリズムの視点で描いた歌詞が鋭い光を放つ。
- 風のスープ
- 地下鉄の風景画家
- 土筆のように
- チャーミングワークス
- 同行二人
- 海を見ていたの
- 浜通り
- 霧が晴れたら
- あけびジャムパイ
- 夜のアボカド
- 夜はサラサラ
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わららべ尚道
1958年、千葉県生まれ。
県立千葉盲学校専攻科卒。
同年、和光大学 人文学部入学。
卒業後は鍼灸の治療院業務の傍ら、評論や詩、俳句などの文学活動に励む。
50歳を前に、地元の音楽サークルに入ったことから歌作りを始める。
2019年、ファーストアルバム「なぎさのシエスタ」、2022年、セカンドアルバム「風のスープ」をリリースする。