春風

バンド初のシングル曲として制作された楽曲。タイトルの通り初春の情景を描いており、「引っ越し」「新生活」「春」などをテーマに、1人の若者が新たな街に降り立ち、春の季節や風景と共に街と触れ合うことで、徐々に街の空気に溶け込んでいく様子を詩的に描いている。 サウンド面では、バンドのルーツである90年代～00年代のギターポップサウンドや一聴して印象に残るグッドメロディをそのままに、今回はサニーデイ・サービスやくるり、スピッツなどの日本語ロックのイメージを強めて、より歌やメロディにフォーカス。インディーロック、ギターポップとしてはもちろん、「邦楽」「J-POP」としても聴いてもらえるような楽曲の抜けの良さと、ポップスとしての強度を意識した。