「昼は喧噪、夜はネオン。
コピー、記録...
回ってるCDの中では未完成の君だ。」
未来では伝統的な墓地は希少で高価になっている。そのため誰かが死んでも肉体は土葬されない。その代わりに記憶の断片を取り出し、一枚のディスクに書き込んで供養する。このディスクは「永逝城」(えいせいじょう)と呼ばれる巨大な黒いマシンに挿入された。そこでは何千人もの人々が記憶の中で「生きている」。そこが未来の世界で亡くなった人々の居場所だ。
「離れることはなく、思い出は再会へと変わる」この謳い文句を書いた広告が街の中でさまざまな看板に流されている。
しかし、全ての真実はどうなのか......
「サイバーセメタリー」をテーマにしたシリーズの一曲目。歌詞とタイトルは聴き手に対してこの世界観のストーリーを想像させる。
- Hazy Vision
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彼方
深夜の夢を記録し、音楽の物語を作るアーティスト「彼方」。明け方に章を奏でる。
中国北京出身。子どもの頃からJ-popに深く影響を受け、2016年に美術大学在学中から歌い手として活動を始めた。その頃からミックス、マスタリングを自に学びつつ歌ってみた曲を作っている。
オールラウンダーと呼ばれる彼女は独創的な世界観の音楽へ向かって道を歩んでいく。