楽曲の要素を因数分解していくとメリハリのある曲構成、全パートでのユニゾンなど90年代オルタナティブ・グランジな要素、ビンテージサンプラー特有の煙たい音がするゴールデンエイジヒップホップ的なビート、アメリカ的なファンクとイギリス的なファンクベース、フィルターハウスの技法など90年代リバイバル的な要素をベースとしながらも00年代特有の早い曲展開や重厚なコーラスワーク、近年のブラックミュージック的な音の装飾、洋楽的とも邦楽的ともとれるメロディラインなど多岐にわたる要素がぶつかることなく混ざり合っており、オルタナティブとオーバーグラウンドポップスまじりあったSic Sic Sicのコンセプトを体現した1曲といえる。
- Sweet Sweet Revenge
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Sic Sic Sic
2021年結成。
メンバーはイギリスと日本のハーフ、バイリンガルシンガーのrayと
Lofiヒップホップシーンにて累計1000万再生のビートメイカーshulaの二人組。
二人ともそれぞれが作詞・作曲から演奏・ミックス・マスタリングまでこなす。
バンドのコンセプトとしては"J-popのアップデート"を掲げている。