Sailは船の「帆」のほか「旅」という意味がある。菅野が人生の転機に、以前見た海の水面の輝きと果てしなく続く水平線を思い出し、ジャケットにもなっている当時の写真のイメージで秩父に制作を依頼。ピアノのキラッとした音色とサックスの推進力のあるメロディが合わさり、聴くとちょっと前向きな気持ちになれる響きに仕上がっている。
菅野可南子
どんな曲にも染まるカメレオンのようなサックス奏者。澄んだ音色を活かしたクラシックを中心に、ジャズ・ポップスの演奏にも定評がある。
常に音楽と真摯に向き合い、挑戦と進化を続ける姿勢が評価されている。
2025年、秩父英里への委嘱作品「Sail」をリリース。