
少年時代、ロックに目覚めて埼玉・所沢を拠点にバンド活動に夢中になる日々を過ごし、やがてプロミュージシャンになった二人。1960年代生まれの伊賀武氏。1970年代生まれの関 雅樹。
長年日本のミュージックシーンを、それぞれ違ったスタイルで渡り歩いてきた伊賀と関が結成したアコースティックユニットTZ’s(ティーザーズ)のデビューリリース曲。
ドラムに808(八百屋)と呼ばれるダンス・ミュージックで多用されるリズムマシンの音を用いた『かまいたち』は、TZ’s流の「シティ・ポップ」風レシピ。作曲、アレンジした関は、80年代の世の中がキラキラしていたあの頃の「都心の夜」をイメージしたと語っている。六本木のクラブ帰りの夜の気怠さを感じさせる様な、どこか懐かしさを感じるシンセによるストリングスやギターソロのバックに入るコーラス。それだけで終わらないのがこのユニットの音楽の楽しい所。伊賀が泥臭いドブロをネジ込み「70年代後半の成熟した米ウエストコーストロック」的な風味が加わる。
都会の夜のやるせない心に、さくっと小さな切り傷を刻む『かまいたち』。
- かまいたち
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TZ’s
所沢という共通点だけで出逢った、全くタイプの違うギタリストふたり。
だけど、一緒に演ってみたら何だか合う!?…というわけで、ユニット結成。2023年に始動。
不思議で素敵な、大人のアコースティックデュオ。
伊賀武氏Gt.Vo. 関 雅樹Gt.