
Good old song…
ビートルズからも最早半世紀以上が経ち、old songの範囲も随分と広がった。
60~70年代の音楽を思い浮かべる人はもちろん、80~90年代さえリバイバルと呼ばれる時代だ。
伊賀武氏による今回の曲は悲しみについての歌だ。
時間の経過とともに悲しみは感傷になり思い出へと変化しその記憶の積み重ねが
今を生きる証になる、そんなイメージが伝わってくる。
その胸に響くのはいつも「あのGood old song」だ。
自分なりのGood old songを沢山持っている人生はある意味豊かだ。
80年代を思わせる端正な8ビートやシンセサイザーの音、70年代を思わせる
ギターのフレーズ、聞きようによってはビートルズやバーズの12弦ギターにも聞こえる
ユニゾンフレーズなど細部にもTZ’sの2人のGood old songのかけらが散りばめられている。
少し年代の違うロック少年だった2人の、長い年月を音楽に捧げてきた記憶が
散りばめられた、2025年生まれのOld song。いま此処じゃないどこかへ誘う名曲だ。
伊東昌喜
- Good old song
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TZ’s
所沢という共通点だけで出逢った、全くタイプの違うギタリストふたり。
だけど、一緒に演ってみたら何だか合う!?…というわけで、ユニット結成。2023年に始動。
不思議で素敵な、大人のアコースティックデュオ。
伊賀武氏Gt.Vo. 関 雅樹Gt.